リスクマネジメント体制

リスクマネジメント体制

会社にとって重大な危機が発生し、または予見される際に、機敏かつ的確に対応し、健全な企業活動を維持することができるよう、社内規程(危機管理規程、地震防災規程など)を設け危機管理体制を構築しています。

2017年4月に導入したカンパニー制にあわせ、管理体制の見直しを行いました。その中で、大震災に関する検討組織である「大震災対策推進検討委員会」は、「大震災対策推進部会」に改称(2017年5月)して、実務実行レベルを向上させました。

あわせて、「全社防災組織」も見直し、組織の行動を「(1)地震発生~初動対応 (2)初動対応以降~復旧活動」の時系列で明確化させました。

リスクマネジメント教育

全ての階層別研修に「リスクマネジメント(危機管理)」のカリキュラムを設け、CSRの中での位置づけと重要性に加え、自社における危機事例などの紹介を行い、リスク感性を高めるとともに、予防・再発防止と発生時の初動行動などについて周知を行っています。

「1.8事故」についても、同日を「1.8アイチ再出発の日」と定め、二度と同じような事故を起こさないことを誓う啓発の日として、全社員で確認しました。

防災対策

「大震災対策推進部会」(2017.5改称)では、最重点項目として「(1)人命最優先(2)事業継続(BCM)」の観点から、2012年3月にまとめた対策ロードマップをもとに、防災対策を計画的に実施してきました。2016年4月に発生した「熊本地震」における被害状況も考慮し、新たな懸念事項も再抽出して、防災計画の見直しも実施しています。

2017年度における分科会での主な実施事項は、次のとおりです。

大震災対策組織の見直し

ソフト安全分科会

1.避難者の衣食住対策

(1)復旧要員の衣食住確保
  • モーターポンプ式浄水器の導入:知多工場(社内水槽などからの生活用水確保)
  • 手動式浄水器の設置:刈谷・東浦・岐阜・関の各工場(同上)
  • 炊き出し器具の設置:工場各食堂、寮

ハード安全分科会

1.避難路等の安全化

(1)安全対策工事
  • ボルスター棚の固定:鍛造工場(2018年9月完了予定)
  • クレーンからの脱出設備設置(同上)
  • 設備の固定工事:刈谷・東浦・岐阜・関の各工場完了

2.建屋・設備等の減災対策

(1)熊本地震(2016年4月)からの追加検討項目
  • 新たな潜在リスクの洗い出し(クレーンの脱輪、自動ラックからの飛び出し)
  • 緊急停止必要設備の明確化(非常停止手順、所要時間の確認)
    →停止短時間化の自動遮断装置を追加(1台)

生産復旧分科会

1.液状化対策工事

(1)1件を残し対策工事完了(隣接企業との調整完了し、2018年10月完工予定)

その他

1.国内子会社との連携

(1)アイチグループ防災連絡会の開催(2017年7月)
(2)複数連絡手段の確保(TV会議システムの導入:4社)

2.国内拠点との連携

(1)全ての国内拠点(各工場・支店)とのTV会議システム導入が完了

3.全社防災訓練での課題の抽出

(1)2018年度での改善の検討