自然共生の取り組み

基本姿勢

COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の理念を受け、生物多様性の保全に向けた取り組みとして、官民協働で生態系ネットワーク形成を推進し、次世代の担い手の育成を図る活動に参画しています。これまで取り組んできた森林育成活動や社員によるボランティア活動の推進に加えて、生態系を保全するプロジェクトの取り組みを進めていきます。

「オールトヨタグリーンウェーブプロジェクト」活動への参画

オールトヨタで推進している自然共生の取り組みの1つである「オールトヨタグリーンウェーブプロジェクト」に参画しています。このプロジェクトでは、「地域を“つなぐ”自然共生活動」に向けて様々な取り組みを行っており、人と人をつなぎ、活動をつなぎ、生物の生息域をつなぐことで、生態系の回復に寄与する活動を進めています。

オールトヨタ統一活動(ラムサール条約指定湿地である伊豆沼の整備)に参画
オールトヨタ統一活動(ラムサール条約指定湿地である伊豆沼の整備)に参画
オールトヨタ統一活動(ラムサール条約指定湿地である伊豆沼の整備)に参画

カブトムシのすむ森づくり

自社の工場緑地である約2万㎡の中新田緑地に広葉樹の森を形成し、カブトムシをはじめとする生物が暮らし続けられる環境の創出を目的に、2012年度より「カブトムシのすむ森づくり」を実施しています。知多半島生態系ネットワーク協議会や、NPOの学生実行委員会のメンバーにも協力をいただき、育成活動を継続しています。毎年秋には「森2(もりもり)イベント」と題し、他団体・企業との連携プログラム、樹木育成活動、希少種のメダカの放流、小麦植えなどを行う社員・家族参加型の自然共生イベントを盛大に開催しています。

また、現在では中新田緑地のみならず、知多半島全体における生態系のネットワークづくりにも取り組んでおり、美浜町での竹林整備で作成した竹炭を活用した樹木育成を行ったり、中新田緑地の誘致象徴種でもある「カブトムシ」や「キツネ」について共同研究するために、東浦自然環境学習の森との連携した取り組みも開始しています。

2020年度は、コロナ禍により中新田緑地でのイベントは開催できませんでしたが、新たな取り組みとしてヤギによる除草を開始し、人・自然に優しい効率的な維持管理体制の構築を進めることができました。また、東浦自然環境学習の森での竹林整備や、トヨタ自動車(株)さま「トヨタの森」の見学など、可能な範囲に限定し活動を行いました。

中新田指標種数 22
  • 「トヨタの森」を見学「トヨタの森」を見学
  • 中新田緑地でヤギが除草する様子中新田緑地でヤギが除草する様子

森林育成ボランティア

当社は、鋼を生産する際に大量の水を使用することから、愛知用水の源流となる長野県の森林育成を2006年より年2回継続して実施しています。社員ボランティアを募り現地で森林育成のための除伐、間伐作業に汗を流しつつ、現地の方々との交流も深めています。2019年には「長野県王滝村」と「森林(もり)の里親制度」の契約を締結し、約12haの広大な森林を今後「愛知製鋼グループの森」として整備していくことにしました。

2020年度は、コロナ禍であることを考慮し、感染防止対策を徹底した上で参加人数を絞り、間伐のボランティアを実施しました。

  • 長野県王滝村での活動には、限られたメンバーで参加しました長野県王滝村での活動には、限られたメンバーで参加しました
  • 間伐作業をする様子間伐作業をする様子