経営情報

はじめに

2020年8月に愛知製鋼グループ2030年ビジョンを策定しました。
会社を取り巻く環境がかつてないほどのスピードで大きく変わっていく中、「我々愛知製鋼グループはこれからどうすべきか」という指針を示す必要があると考え、「事業とモノづくり力の変革で収益力を向上させESG経営を実践」を基本方針に掲げ、

  1. 持続可能な地球環境への貢献
  2. 事業の変革で豊かな社会を創造
  3. 従業員の幸せと会社の発展

という、大きな3つの経営指針を定めました。

これらの指針とその施策の実行にあたっては、Aichi Wayに基づき、安全、品質、安定供給の順序を守り、健全な財務体質の維持を前提に、分数経営の分子活動である「環境変化に対応した事業変革」、分母活動である「TPSと品質を中核とした『モノづくり変革』」をこれまで以上に進めて、収益力を向上させ連結営業利益200億円を目指すこととしました。

2024-26中期経営計画

2030年ビジョンの実現に向けて、前中計での課題も踏まえ、お客さまや社会の変化に対応し、お役に立つ「良き企業」であり「成長する企業」であることを証明する3年間とすべく策定しました。

そのためには「稼ぐ力」を強化し、成長戦略を確かなものにすると同時にカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなど、"愛知製鋼らしい"サステナビリティ課題への対応を進め、社会的価値の創造を推進することで、企業価値の最大化を図ります。

今後も急激かつ時々刻々と変化していく経営環境に常にアンテナを高く持ち、変化に機敏にかつ柔軟に対応し、ビジョン達成に向けたマイルストーンを着実に刻んでいきます。

代表取締役会長 藤岡 高広

代表取締役社長 後藤 尚英