GMPS
TECHNOLOGY
自動運転の3要素
自動運転の実現には、認知・判断・操作という3つの要素が不可欠。
GMPS TECHNOLOGYは、自動運転のすべてのスタート点となる「自車位置推定」に属しており、
私たちは位置情報を提供するカテゴリー・プラットフォーマーを目指しています。
GMPSの優位性
単一のシステムであらゆる状況における位置が検出可能。
現在、世界中で自動運転技術の研究開発が進んでいます。中山間地域やトンネルの中はGPSが届かないところや、降雨・積雪によって道路の区画線が見えず、カメラの画像認識の信頼性が低下します。GMPS(磁気ポジショニング・システム) は、あらあらゆる状況において自車位置推定が可能です。
光学デバイスが不得手とする領域
GPSが不得手とする領域
GPSやカメラによる画像認識をサポートし、
自動運転を実現させることができるのが、GMPS Technologyです。
3つの特徴
超高感度磁気センサ
新規開発された超高感度磁気センサ「MI センサ」が、磁気マーカからの微弱磁気を高精度に検出し、正確な位置を割り出します。この自動車用の「MIセンサ」は、電子コンパス用の地磁気センサと比べ100倍の高感度です。
低磁力フェライト磁気マーカ
「MI センサ」の高感度化にあわせて、低磁力フェライト磁気マーカを開発。従来のNdFeB焼結磁石タイプでは、高い、錆びる、脆性破壊しやすい、鉄を強力に吸引するなどの課題がありましたが、独自の磁気技術により安価で、錆びない、割れない、吸着力が微弱なフェライト磁気マーカを開発しました。磁気マーカは地面に埋め込む埋設型と、地面に貼る表面設置型があり、どちらも容易に道路に設置できます。
-
表面設置型
- サイズ:
- 100Φ×3.5mm(磁石部100Φ×2mm)
- 用途:
- 構造上穴空け困難な場所や設置場所を変更する場合
-
埋設型
- サイズ:
- 30Φ×20mm
- 用途:
- 耐久性が要求される通常の道路
外乱磁界ノイズ除去技術
正確な位置検出のためには、磁気マーカの微弱な信号を、周辺の磁気ノイズから分離する必要があります。鉄橋、マンホール蓋、高架・橋梁の継ぎ目、対向・並走車など様々な外乱磁界が存在します。これらの磁場は大きく、設置される磁気マーカ信号の100倍のものもあります。これらの外乱磁界のなかから磁気マーカの作る特徴的な磁場パターンのみに反応する独自のノイズ処理技術の開発に成功し、マーカ信号の正確な抽出を可能にしました。
GMPS Technologyによって、
±5mmの高い位置検出精度が実現
GMPS の3つの特長的なTechnologyによって、GPSが届かないところでも、カメラが十分に機能しないところでも、
地面に設置した磁気マーカの上を+/-5mmの位置精度で自車の位置を推定することができます。
Introductory Leaflet
PDFパンフレットダウンロード(3.02MB)