経営方針

はじめに

「Company of Choice Globally」というビジョンの実現を目指し、意思決定スピード向上を目的としたカンパニー制の発足、全従業員共通の価値観となるAichi Wayの制定、New Aichi Steelの発信を目指したブランディング活動、労使協調宣言を通じた労使一体の体制強化などを進めてきました。現在、自動車業界ではCASEに代表される100年に1度と言われる大変革が始まり、ESG、SDGsなど企業経営や生き方、働き方に対する考え方も大きく変わってきています。

このように会社を取り巻く環境がかつてないほどのスピードで大きく変わっていく中、「我々愛知製鋼グループはこれからどうすべきか」という指針を示す必要があると考え、創業80周年となる節目の今年、10年後を見据えた2030年ビジョンを策定することとしました。「事業とモノづくり力の変革で収益力を向上させESG経営を実践」を基本方針に掲げ、大変革の時代に生き残り、年輪的な成長を果たしつつ、ESG経営のリーディングカンパニーとなるよう、積極的かつ大胆な活動を展開していきます。

2030年ビジョン

今回の2030年ビジョンでは、
 1. 持続可能な地球環境への貢献
 2. 事業の変革で豊かな社会を創造
 3. 従業員の幸せと会社の発展
という、大きな3つの経営指針を定めました。大幅な事業モデルミックスの変革と成長投資による地球環境・社会への貢献、従業員がやりがいと誇りを持っていきいきと働ける会社づくりなどが示されています。

これらの指針とその施策を実行するうえで、収益力を向上し、健全な財務体質を維持することは不可欠であり、利益目標は、過去最高となる連結営業利益200億円以上を目標とすることとしました。新型コロナ感染症の影響で先の見通せない状況ですが、分数経営の分子活動である「環境変化に対応した事業変革」、分母活動である「TPSと品質を中核とした『モノづくり変革』」をこれまで以上に進め、ビジョン実現に向けて着実に歩みを進めてまいります。